この記事では、香川県高松からフェリーで行けるアートの島・豊島で有名な「豊島美術館」について紹介しています。
[aside type="normal"]豊島美術館まではかなり距離があるので、家浦港にあるレンタサイクルショップで自転車を借りて行くことをおすすめします![/aside]
豊島にある豊島美術館は、2010年に行われた「瀬戸内国際芸術祭」に合わせて作られた美術館。
自然との調和をテーマした美術館で、今まで行った美術館の中でもダントツユニークでリラックスできたので紹介したいと思います!
この記事の目次
豊島美術館の中の様子
いきなりですが、豊島美術館の外観はこちら↓
地形に沿った作りになっていて、周りの環境を壊すことなく建てられています。
左側の小さな建物はお土産や本も売っているカフェになっていて、飲み物やケーキを楽しみながら休憩することもできます。
このカフェもおすすめなので、また別の記事で紹介しますね♪
右の穴が空いた方の建物はメインの美術館です。
[aside type="normal"]館内は撮影禁止なので、この記事では紹介していません...[/aside]
ちなみに同じ位置から左を見ると瀬戸内海が見えます!
瀬戸内海は波が一切立たない穏やかな海なので音もしないし、ここは風が通るところなので潮の香りがして爽快な気分になります。
では実際に豊島美術館の中をご紹介していきます!
受付で入場料を支払い外へ出ると1本の細い誘導路が。
この道を時計回りに進んでいきます。
ちなみに誘導路から外れてもOKで、途中にはこんなオブジェやアートを楽しむこともできます♪
順路に沿って進むと木々に囲まれたエリアになっていき、右に反れるエリアに到達。
すると、また海が見えてきます。
意図的になのか、ここだけ木が生えていないポイントがあり、瀬戸内海を一望することができます!
右手に見えるベンチに座りながら見るのもおすすめです♪
木の間から見る瀬戸内海は余計壮大に見えて、余計なものが何もないので心の底からリラックスすることができます。
僕が歩いているときは前後に誰もいなかったのでとても静かでした。
海が見えるポイントを過ぎて1〜2分進むと、冒頭で少し紹介した天井に大きな穴の空いた美術館が現れます。
(写真撮影禁止なのが残念です...気になる方は豊島美術館HPを参考にしてみてください!)
天井に大きな穴の空いた美術館は40m×60mのシェルター型の柱がない建物で、音や光・触感など楽しむための美術館です。
館内は靴を脱いで入ります。
中はものすごく静か。
音が反響するつくりなので、指パッチンしただけでうるさっ!となります。
床のいたるところには水たまりと白いボールのようなオブジェが。
白いボールのようなオブジェはビー玉、テニスボールくらいの大きさで3-4個ありました。
水たまりは床に空いてる細〜い穴からじわーっと出てくるように設計されていて、雨水を利用しているそう。
ある程度大きくなると、ガラスを伝う水のように水たまりが館内中央に集まるようになっています。
また、天井から細〜い金の糸が2本ほど垂れていたりとなんだか不思議な空間。
自然のありのままの姿をアートとしているので、鳥やキリギリスが入ってきても追い出したりはしません。
(入場者がうるさいと注意されます。)
地面は全体が肌触りのいいコンクリートでできているので涼しく、入場者のみなさんは床に座ったり寝転んだりと自由な体勢で館内を楽しんでいました。
入場者の中には気持ちよくて寝てしまっている方も。
空に向かって空いた穴とその真下にある大きな水たまりを眺める感じが心地よすぎて軽く寝てしまう気持ちもわかりますね(笑)
豊島美術館の基本情報
施設名 | 豊島美術館 |
住所 | 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607 |
アクセス | 家浦港から自転車で約20分 |
営業時間 定休日 |
10:00〜17:00(最終入館16:30) ※3月1日〜10月31日 10:00〜16:00(最終入館15:30) ※11月1日〜2月末日 定休日:火曜日(3月1日〜10月31日) |
【Instagramもどうぞ】 グルメ系の投稿が多いです。 遡ると日本各地を旅していた時の投稿もあります。 |