スターバックスの「サードプレイス」とは?フリーランスにとってもありがたい“第3の場所”

クロです。
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スターバックスCEOであるハワード・シュルツ氏が提唱する「サードプレイス」という概念。

スタバ好きであれば聞いたことがあるかと思います。

 

僕は2019年12月10日から現在まで、近所にあるスターバックスでほぼほぼ毎日仕事をさせてもらっていて、多い日は1日に5−6回お世話になることも。

ちょっと行きすぎなんですけどね、すみません...

ここはあまりにも仕事が捗るものでついつい。

毎日長時間机にべったりへばりついてPC作業していても、嫌な顔ひとつしないスターバックスのパートナーさんたちには本当に心から感謝しています。

いつもありがとうございます。

彼ら彼女らはスターバックスの理念と言っても相違ない「サードプレイス」の概念を理解し、お客である僕たちに接してくれていて、職場を持たない僕にとっては本当の「第3の場所」のように思えてきています。

いろんな地域を旅していろんなお店でPC作業をしてきた僕ですが、やっぱりスターバックスで仕事をするのが一番捗るんですよ。

 

フリーランスの方は組織に属さず仕事をするので、「作業する場所」に困ることがあると思います。

カフェを利用する方が多いのではないでしょうか?

であれば、是非スタバを。

この記事を読んで、スターバックスで仕事をする日々を送ってみて欲しいです。

あなたのワークパフォーマンスが1.5倍上がるのではないかと思います。

 

スターバックスコーヒーの会社案内で語られている「サードプレイス」

サードプレイスという言葉に馴染みがない方にとっては「??」となることでしょう。

スターバックス公式サイトには、サードプレイスについて以下のような記述がありました。

「人々の心を豊かで活力あるものにするために—

ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

それが私たち、スターバックスのミッションです。

1996年8月 東京 銀座に日本1号店をオープンしてから今日まで、スターバックスは我々のミッションを大切に、一杯のコーヒーを通じて目の前にいるお客様と誠実に向き合い、言葉と心を交わしてきました。

ペーパーカップやタンブラーを手に街を歩くスタイルや、家でも職場でもない「サードプレイス」の提案など、時代ごとの空気をつぶさに感じ取りながら、新たな価値を生み出し、文化を育んできました。

これからも、お客様一人ひとりの暮らしに溶け込んだ、心あたたまるひとときをお届けすると共に、コミュニティ(地域社会)へポジティブな影響を与え、人間らしさを大切にしながら更なる挑戦を続けてまいります。

引用元:https://www.starbucks.co.jp/company/

スターバックスが日本に来てから2020年8月で24年。

当時からサードプレイスの精神が確立され、今日まで営業を続けてきたからここまで愛されるコーヒーチェーンへと成長したのでしょうね。

コーヒーを売ってるのではなく、場所を提供している素晴らしい会社です。

 

【来店する度に実感する】
「買ったら早く出て行って」感が全くないスターバックスのパートナーさんたち

https://www.starbucks.co.jp/

店舗によってはお客さんの回転率を上げるために「長時間の利用を控えて欲しい」とお願いしている場合がありますが、本来、スターバックスのサードプレイスの概念からすると長居しても良いということなんですね。

実際に商品を購入して店内で長時間過ごしていても「早く出て行って欲しいオーラ」が全くありません。

お店の売り上げや他のお客さんのことを考えたらできるだけ早く出て行った方が良いのかもしれませんが、そこは何も言われません。

 

【設備がおしゃれだからではない】
スターバックスが居心地がいいのは、そこで働いている人たちが醸し出す雰囲気が大きく影響しているから

路面店なんかは1店舗に数億円の費用を投じていると聞きます。

その甲斐あって、特別オーダーされた家具たちや地域に合わせてデザインされたエクステリア・インテリアによっておしゃれな空間が成立しています。

しかし、居心地がいいお店に仕上がっているのはそういった設備ではなく、間違いなくそこで働くパートナーさんたちのおかげだと僕はいつも感じますね。

 

1日8時間ほど店内を利用させてもらっていると、いろんなパートナーさんに出会います。

主婦さん、学生バイトさん、フリーターさんなど、様々なコミュニティを持つ彼ら彼女らはいつも楽しそうに、そして誇らしげに働いているので、お客として利用する僕たちはとても清々しい気持ちになるんです。

バイト代だけではない「何か別の副産物」が得られる喜びがあるのでしょうね。

だから僕も長時間の作業がしやすいです。

捗ります。

 

もともと「サードプレイス」はアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ氏が提唱した概念

さて、サードプレイスという概念はスターバックスが考え出した物ではなく、ある社会学者が提唱した概念だって知っていましたか?

サードプレイスという言葉はスターバックスが作った言葉ではなく、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ氏が提唱した概念です。

https://www.steelcase.com/asia-ja/research/articles/q-ray-oldenburg/

レイ・オルデンバーグ氏の考えに共感を得たスターバックスのCEO・ハワード・シュルツ氏がスターバックスのOur missionとしたのです。

サード・プレイス

サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。

サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。

アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、市民社会、民主主義、市民参加、ある場所への特別な思いを確立するのに重要だと論じている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

 

著書「サードプレイス―― コミュニティの核になる『とびきり居心地よい場所』」で詳しく解説されているので興味がある方はどうぞ。

レイ・オルデンバーグのサードプレイスを探してみる

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サードプレイスの8つの条件・意味や定義

「サードプレイス」という言葉だけみても「なんのことやら」と思われる方が多いと思います。

サードプレイスと言える場所には8つの条件や意味・定義があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

サードプレイスの8つの条件・意味や定義

  1. 【中立領域】サード・プレイスの構成者は義務感からそこにいるのではない。彼らは、経済的、政治的、法的に縛られること無く、喜んでやってくる。
  2. 【平等主義】サード・プレイスは、個人の社会における地位に重きをおかない。経済的・社会的地位は意味がなく、ありふれていることが許容される。サード・プレイスでは参加するために、何も必要条件や要求がないこと。
  3. 【会話が主たる活動】遊びココロや楽しい会話がサード・プレイスの活動のメインフォーカスである。会話のトーンは気軽で、ユーモア、ウィットがあり、優しい遊びココロは高く評価される。
  4. 【アクセスしやすさと設備】サード・プレイスはオープンで、みなが訪れやすい環境。柔軟で親切で、集まる人のニーズにこたえるところ。
  5. 【常連・会員】サード・プレイスは、常連がいて、空間やトーンを形成する。その場所らしさを彼らがつくる。新たな訪問者を惹きつけて、新参者にも優しいところ。
  6. 【控えめな態度・姿勢】サード・プレイスは、健全である。その中には無駄遣いや派手さはなく、家庭的な感じ。偉ぶったり、排他的であってはいけない。いかなる個人、あらゆる階層の人を受け入れる。
  7. 【機嫌がよくなる】サード・プレイスでの会話のトーンは、けっして緊張や憎悪を生んではいけない。その代わり、陽気でウイットに富んだ会話、気さくな冗談は歓迎される。
  8. 【第2の家】サード・プレイスにいる人たちは、しばしばあったかい感情を共有する。あたかも同じ家に暮らす者同士のように。この場所に根ざしている感情を持ち、精神的に生まれ変わることを得る。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

 

1.中立領域

サード・プレイスの構成者は義務感からそこにいるのではない。彼らは、経済的、政治的、法的に縛られること無く、喜んでやってくる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

スターバックスのパートナーさんは「バイトだ...」「めんどくさい...」という声が限りなく少ないと感じます。

「働きたい」「お店が好き」「働いている人たちが好き」というようなポジティブな言葉をよく聞きます。

仲良くしてくれているパートナーさんたちに決まって「どうしてスターバックスで働こうと思ったの?」という質問からは意識の高さが垣間見えてきたり。

完全に義務ではなく喜んでやっているのでしょうね。

 

2.主義

サード・プレイスは、個人の社会における地位に重きをおかない。経済的・社会的地位は意味がなく、ありふれていることが許容される。サード・プレイスでは参加するために、何も必要条件や要求がないこと。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

いろんなお客さんが来るのを目にします。

学生さん、会社の社長さん会長さん、お医者さん、主婦さん、カップル・ご夫婦・ご家族などなど。

しかし店内ではそのような地位や立場はフラットになり、常連さん同士で気さくに話している姿を見ることも多いです。

もちろんパートナーさんと常連さんも。

一般常識やマナーを逸脱したようなお客さんは別として、基本的には「来るもの拒まず」なスタンスが来店しやすい印象を持つのかもしれません。

 

3.会話が主たる活動

遊びココロや楽しい会話がサード・プレイスの活動のメインフォーカスである。会話のトーンは気軽で、ユーモア、ウィットがあり、優しい遊びココロは高く評価される。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

会話を楽しむ傾向は確かにあります。

初めて来店したであろう方にも、常連さんにも気さくに会話ができる能力の高さがあるように感じます。

そして会話が義務的ではないことにも好感が持てます。

「お客さんと会話をしようと教わったから」ではなく、自らが会話を楽しんでいるような印象なので、お客であるこちら側の人間としても肩の力を入れずに会話を楽しむことができます。

 

こういった心配りも好きなところです。

色が違う...と突っ込みたくなる

 

4.アクセスしやすさと設備

サード・プレイスはオープンで、みなが訪れやすい環境。柔軟で親切で、集まる人のニーズにこたえるところ。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

日本国内にあるスターバックスのほとんどは電車・車で訪れやすい場所にあります。

広さは店舗によって異なるものの、どの店舗も開放的で入りやすいですね。

人が集まりやすい雰囲気もあります。

 

5.常連・会員

サード・プレイスは、常連がいて、空間やトーンを形成する。その場所らしさを彼らがつくる。新たな訪問者を惹きつけて、新参者にも優しいところ。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

確かに常連さんがたくさんいます。

僕も気づけば「常連さん」と呼んでもらえていました。

常連さんにも初めてのお客さんにもとても親切です。

ちなみにスターバックスが定めた一定の基準を超えると「ロイヤルカスタマー」という優良顧客のランクになるそうです。

 

6.控えめな態度・姿勢

サード・プレイスは、健全である。その中には無駄遣いや派手さはなく、家庭的な感じ。偉ぶったり、排他的であってはいけない。いかなる個人、あらゆる階層の人を受け入れる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

2.主義と少し類似している部分もありますが、親しみやすい印象が持てるのは家庭的な空間づくりがなされているからなのかもしれません。

「行ってらっしゃい」や「お帰りなさい」が聞こえてくるお店ってなかなかないですよね。

スターバックスはたくさん聞こえてきます。

 

7.機嫌がよくなる

サード・プレイスでの会話のトーンは、けっして緊張や憎悪を生んではいけない。その代わり、陽気でウイットに富んだ会話、気さくな冗談は歓迎される。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

緊張や憎悪をはじめとしたネガティブワードがとにかく似合わないところも、スタバがどれだけ素敵な空間づくりが卓越しているのかを測ることができます。

お店に来るまでに何か嫌なとや落ち込むようなことがあったとしても、スターバックスのドアを開ければこれまでの沈んだ気持ちはどこかへ消えています。

 

8.第2の家

サード・プレイスにいる人たちは、しばしばあったかい感情を共有する。あたかも同じ家に暮らす者同士のように。この場所に根ざしている感情を持ち、精神的に生まれ変わることを得る。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

家族のような心地の良い感覚になることがあります。

ここが本当に家だったらいいのにと思うこともしばしば。

1日に何回も利用すると、こんなメッセージをもらえることも。

ただいま。第2の家ですね!

 

 

フリーランス(特にPC作業をする方)はスターバックスの恩恵をどっぷり受けても良いのではないか?

仕事場に困るフリーランスの皆さんは、カフェで仕事をすることが多いと思います。

家でもできないこともないですが、集中力が続かないという方も多いですよねきっと。

スターバックスで長時間仕事をすることはマナー違反ではないとともに、フリーランスの新たな活動スタイルの確立を手助けしてくれるようなきっかけを作り出してくれるのではないかと感じています。

とはいえ、本当の家ではないのでお客さんとしてのマナーは必須。

僕はトイレ掃除やゴミ拾いをしています。

席の譲り合いもすれば、訪れる多くの方が気持ちよく利用できますよね。

是非フリーランスの方々はスターバックスを利用してみてください。

  • この記事を書いた人

クロ

元インテリアコーディネーター。 現在はWebライター・サイト運営をしてます。 2017年〜フリーランスになり、日本を旅している途中です。 (コロナウイルスの流行に伴い自粛中) 日々の生活の様子はInstagramに載せています。

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