勉強も仕事も趣味も、あらゆる分野において望んだ結果を出すには集中力が大切ですよね。
だらだら長くやるよりも短時間でパッとやる方が明らかに身になるなぁ、と僕も日々実感しています。
この記事では、集中力が続かない理由や集中が切れるメカニズムと、集中力を高める方法について解説しています。
「集中力がない」「集中力が続かない」といった感じで、学生・社会人関係なく「集中力に関する悩み」を抱いたことがある方は大勢いらっしゃるかと思いますので、そういった方は是非参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
集中力とは?集中する仕組みは?
そもそも集中力とはなんなのでしょうか?
そして、集中する仕組みはどうなっているのでしょうか?
集中は没頭に近い
集中力、集中力と言ってもなんだか抽象的でわかりにくいですよね。
集中力はひとつの物事に対して意識を向け、作業に取り組める能力のことを言います。
集中力(しゅうちゅうりょく)とは一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力。
引用元:Wikipedia
「気付いたらこんな時間」
「ご飯食べるの忘れてた」
みたいな状態が「集中していた状態」ですね。
没頭に近いのかもしれません。
集中すると脳の一部分が活発になる
通常、脳は様々な部位が働いています。
しかし集中しているときはその作業に必要な脳の部位だけが活発に働き、他の部位の働きが低下した状態に。
様々な活動を同時に行って脳の様々な部位を使っている時は集中力が低く、一つの作業に意識を向けている時は集中力が高いということなんですね。
集中力はホルモンの働きも関係しているという説も
集中力はホルモンの働きも関係しているという話もあります。
「やる気ホルモン」とも言われることが多い「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)」がそうです。
聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
「好きなこと・興味があることは集中できるけど、嫌いなことや苦手なこと・興味がないことには集中できない」という状態はこの「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)」の仕業と言われているのです。
僕たち人間は好きなこと・興味があることを目の前にすると欲求や好奇心により「やる気ホルモンTHR」が分泌されて、交感神経を興奮させます。
すると体はストレスがないリラックス状態になり、適度な緊張とのバランスが取れた状態になるんですね。
よって集中力が高められるというわけです。
改めて思いましたが、人間ってすごいですよね笑
現代社会は「集中力が続かない...」で悩んでいる人であふれている
2年ほど前、とあるテレビ番組で社会人に街頭インタビューをしている企画がありました。
「仕事において集中力はある方だと思いますか?」という内容だったのを覚えています。
8割〜9割くらいの方が「ある」「あるほうだ」と答えていました。
また、「集中力はどのくらい続きますか?」というアンケートも行っていて、3割くらいの方が「2時間以内」、同じく3割くらいの方が「2時間以上」と回答していました。
「集中力がない」で悩んでいる方が多いというよりは、「集中力が続かない」「長時間持続させたい」と悩んでいる方が多いんだなという感じでしたね。
当時の僕も同じように思っていたので、このテレビ番組の企画はすごく鮮明に覚えています。
集中が切れるメカニズム・集中力が続かない理由
集中が切れるメカニズム・集中力が続かない理由にはこういったものがあります。
生活習慣
- 体調が悪い
- ストレスを抱えている
- 不安なことがある
- 睡眠不足
- 食事が疎かになっている
- 水分摂取量が少ない
体がだるい、重い、頭が痛いといったような体調が悪い状態、ストレスを抱えていたり不安なことがある時は、集中力が続きにくいです。
睡眠不足も同じですね。
タイムリミットが設定されているような作業を行う場合、短時間睡眠や寝ないという方もいらっしゃるかもしれませんが、潔く寝て朝早くにやった方が良いこともあるくらい、睡眠不足は集中力低下を引き起こす主な要因です。
食事を採る時間がもったいないと感じて簡単な食事や栄養価の低い食事ばかりになっている場合も、水分が不足している場合も集中力は続きにくくなります。
周辺環境
- テレビがついている
- メールやラインの通知音がする
- 周囲の話し声がする・ガヤガヤしている
このように、集中力を妨げるようなものが周囲にあると集中できませんね。
また、一度にたくさんの仕事をこなそうとするのもNG。
マルチタスクは脳の様々な期間を働かせて集中力が維持できないため、同時進行はしないようにしましょうね。
集中力を高める方法
集中力を高める方法は基本的なことばかりです。
詳しく見ていきましょう。
生活習慣を整える
どんなに忙しくても、まずは生活習慣を整えるところから始めてみましょう。
まずは睡眠。
質の良い睡眠を最低でも7時間は摂ると良いと言われています。
個人差がありますから、自分に最適な睡眠時間をしておくと良いですね。
僕の場合は6時間でした。
(アラームを設定しないで寝て、自然と目が覚めるのが6時間後)
できるだけ決まった時間に寝るようにするのもおすすめですね。
寝る前にお風呂に入る(ぬるめ)、ストレッチをする、スマホやパソコンは見ない(ブルーライトを浴びない)といった工夫は睡眠の質を上げてくれます。
次に食事と水分補給。
栄養が摂れているかを考え、3食食べるようにすると良いです。
朝食も忘れずに。
「いちいち栄養のことを気にしてる時間がない!」という方は1日の食事が彩豊だったかどうかを気にするだけでも違ってきます。
茶色い食材(揚げ物やお肉)や白い食材(炭水化物)ばかりの食事の方は要注意。
集中力の妨げになる食事の可能性が高いです。
水分補給も意識的に改善していくと良いですね。
運動習慣をつける
「運を動かすと書いて運動」と言われるほど運動はとても大事な習慣で、仕事ができる人や大企業の社長さんなど忙しいけど実績を残している方ほど運動習慣があると言われています。
近年の研究では、運動は脳を活発に動かすことにもなり、集中力を高めることにもつながるということが明らかになっています。
体を動かすと血流が良くなり、脳が活性化して疲れにくい・集中力が続きやすい体を作ることができると言われているんですね。
1日の中のどこかで10分〜15分呼吸が少し上がるような運動をするくらいでもOKなので、継続的に運動をする習慣を付けましょう。
僕も朝ジョギングしていますが、習慣化してからは集中力の質も継続時間も共に向上しました。
環境を整える
できるだけ静かな集中しやすい環境が望ましいですね。
デスクワークの方なら机の上や周辺が整理されていて、気が散るようなものが置かれていない状態が◎
スマホは目に入ると自然と手に取ってしまう人も多いかと思います。
関係のない連絡は通知OFFにして見えないところに置いておくと良いですね。
コーヒーやマッサージなど、「これをしたら切り替えて集中できる」というアイテムを使うのもありです。
集中力UPにつながるアイテムを使う
耳栓が王道の集中力UPアイテムでしょうか。
こういったアイテムを使って集中力を高めていくのも良いですね。
個人的にはですが、PCメガネやキャップなども集中力を高めるアイテムだと思っています。
両方に共通して言えるのは視界が狭くなるということ。
それしか目に入らなくなってくれるので、気が散らなくなるんです。
また、
- ビタミンA
- ビタミンB郡
- ビタミンC
- DHA
- EPA
は集中力を高める効果が期待できるとのことで、こういった栄養素が豊富に含まれている食材やサプリメントを摂取するのも良いですね。
休憩する際にチョコレート・ナッツ類・バナナ・あんこなども集中力UPに効果的と言われています。
アイマスクを使った昼寝を20分間もおすすめです。
【集中力は習慣で変わる】自分なりの「集中テク」を身につけて成果につなげよう
今回は、集中力が続かない理由や集中が切れるメカニズムと、集中力を高める方法について解説していきました。
僕はもともと集中力があるほうではなかったんですが(大学の授業1コマ分90分ももたないくらいでした)、フリーランスになってからは集中力が高い状態を長時間キープできるようになりました。
今では週6日、朝の6:00〜23:00までPC作業をしたり、電話・ビデオ通話で打ち合わせができるまでに。
もちろんトイレに行ったり食事を摂ったり昼寝をしたりもするのでぶっ通しで集中し続けているわけではないのですが、ほぼ毎日8時間以上集中できていて、おかげでこのi syoku juを含めた6サイトを運営しながら、ブログコンサルや企業のアフィリエイト事業サポートもできています。
このように日々多くのやりたいことに取り組めているのは間違いなく「集中力のおかげ」と言えます。
現代社会は往来する情報のスピードも量も凄まじく、仕事や作業も自然とスピード勝負。
いかに早く仕上げるか、効率的にこなしていくかが問われてしまうんですよね。
これはもう人類の共通課題とも言えるかもしれません。
せかせかするのはちょっと違っているなとは思うのですが、集中力が長時間続いてくれてさらさらーっとこなしていく能力が身につけば忙しさに染まることもないのかなとも思います。
集中力を高めたい方は是非参考にしてみてください。
【Instagramもどうぞ】 グルメ系の投稿が多いです。 遡ると日本各地を旅していた時の投稿もあります。 |